市川市行徳にある神輿製作所様でドローン撮影を行う予定です。

市川市行徳で、神輿を製作されております、
中台製作所様からドローンでの撮影のご依頼がありました。
その主旨の内容が
「行徳の歴史を後世に伝え、伝統ある御神輿の作り方を後世に残す」がテーマだそうです。

たしかに市川市に住んでいて、当たり前のように
祭りで使用する神輿って、どこで造られているのか知らなかったです。汗
良いキッカケになりました。
今回、中台製作所様では蔵を一掃し、100インチのモニターを設置して、
学校の子供たちや外国の観光客に
「神輿の良さを知ってもらう、行徳の良さを知ってもらう」ために様々な改装をされております。
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正直、熱意がすごい!!と思いました。
社長様もこれは一大プロジェクトだから。と言われ、やることのスケールが違うなあと思いました。
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簡易的な行徳の歴史、行徳がなぜ栄えたのか。

もともと塩田として、栄えていたのですが、それをより発展させたのが徳川幕府といわれているそうです。
徳川家康が、行徳を幕府直属の天領とし、「塩は軍用第一の品、領内一番の宝である」と言い、
塩業を保護、奨励したためだそうです。
1632年、塩を運ぶための水路、小名木川、新川が整備される。
途中江戸川、中川、隅田川を通り江戸城内と本行徳は、直接船で結はれることになったことが、発展の要だそうです。
(参照引用文献:http://sankouan.sub.jp/gyo-rekisi.htm)

中台製作所様の歴史

中台製作所様は、初代祐信の中台 富三郎 様が1848年(嘉永元年)に創業し、
以来150年以上の行徳伝統の神輿づくりを受け継ぎ、現在も制作から販売までを一貫して行っております。
これまでに大小2,000基におよぶ神輿の制作や修復を手がけたそうです。
また、文化・文政年間の神輿の修復や復元にも力を入れていらっしゃるみたいで、
長年の神輿づくりの功績が認められ、1979年(昭和五十四年)伝統的工芸品産業功労者として通商産業大臣から顕彰を受け、
1985年(昭和六十年)には千葉県知事より伝統的工芸品の指定されたそうです。

中台製作所様が行っている事

中台製作所様は、神輿はもちろんのこと、山車や太鼓、提灯なども製作されています。
他社でしたら、部分ごと(漆塗りや組み立て等)に分けて発注するのが通例ですが、中台製作所様では、職人が揃っており、ほぼ一括で作業ができるそうです。
また、市川市観光協会の理事もされていることもあり、積極的に市川市の活性化にご尽力されております。
昨年の行徳まつりの資料です→http://www.ichikawa-kankou.jp/event.html?id=149342
http://www.ichikawa-kankou.jp/event.html?id=190407

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そんな歴史のある会社様と今回ご縁があり、大変嬉しい限りでございます。
3月下旬頃、撮影予定です。
中台製作所HP→http://www.mikoshiya.com/

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